ときいろ日記

日本に生きる私の雑記

「そよ」

こんにちは。理加です。

すっかりお寝坊さんでした。

今日も冷え込んでいますね。ようやく日が差してきました。

来週はとても暖かくなるようですね。

 

さて、今日も古語、いきます!

 

そよ

【副詞】 (物が触れ合って起こるかすかな音を表して)そよそよ。

 

そよ、だけでも上記のような意味があるのですが、そよそよ、となると、物が触れ合って、連続的な音を立てることを表すそうで、そよ、よりもう少しざわつく感じでしょうか。

ほかにも、同じような意味で、そよぐ(戦ぐ)、そよめく、というような動詞もあります。

 

そよ、の後には、と、がつくことが多く、「それそれ」「それだよ」というような意味の、そよ(其よ)に掛かることが多いようです。

掛詞ですね。こんな歌があるそうです。

 

ひとりして物を思へば秋の田の稲葉のそよといふ人のなき

古今集 ※凡河内躬恒の歌)

そよ、が稲葉のそよという音と「其よといふ人」両方を意味してます。そよといふ人のなき、なので、それよ、それだよと言ってくれる人もいないということですね。。一人は辛い。。。

(ちなみにこれは恋の歌です。)

 

それでは今日も良い一日を。

 

めでたしめでたし。