ときいろ日記

日本に生きる私の雑記

「たなつもの」

おはようございます。理加です。

すっかり春の陽気ですね。あちこちから桜の開花のたよりも届いています。

そろそろコートをクリーニングに出さなければと思うこの頃です。

 

さて、早速今日も古語、いきます!

 

たなつもの(穀)

①イネ。田に植える物。

②五穀の総称。

 

今日は名詞「たなつもの」のご紹介です。

この語は、種という意味の「たな」+格助詞「の」に相当する上代語の「つ」+もの、で、「種のもの」という意味だそうです。

意味としては特にイネを表したほか、五穀(イネ・ムギ・ヒエ又はキビ・アワ・マメのこと)の総称としても使われたようです。

ちなみに、①の意味の対義語として「畑つ物(はたつもの)」があり、これは畑でとれる穀物のことだそうです。五穀のイネ以外の穀物の総称でした。

 

それでは、良い一週間をお過ごし下さいね。

 

めでたしめでたし。