おはようございます。理加です。
早いもので、ゴールデンウィークも最終日となりました。
私は予定通り、ほとんど家でのんびりでした。。
皆さんはどんなゴールデンウィークを過ごされたでしょうか?
それでは、今日も古語、いきます!
けしき‐おぼ・ゆ(気色覚ゆ)
①情趣が感じられる。
②嫌な感じがする。不気味に感じる。
今日は、連語「けしきおぼゆ」のご紹介です。
これは、趣が感じられるとか、また、不気味という意味でも使われる言葉です。
気色(けしき)という語自体は、視覚でとらえられる自然や人間のようす、おもむきを表す言葉です。現代の景色、や気色(きしょく)にもつながってくる言葉です。気色をきしょく、と読むようになったのは中世以降多くなっていったようです。使用される意味も狭まり、顔色や機嫌などの人間の気持ちの表現として言うようになったようです。
近世以降、けしき、という言葉には景色という字を当てて表記するようになり、現代の、風景を表す言葉になっていったようなのですが、語源としてはどちらも同じ「気色(けしき)」だったようです。
それでは、よい一週間をお過ごし下さいね!
めでたしめでたし。