ときいろ日記

日本に生きる私の雑記

「こけら」

おはようございます。理加です。

今日は全国的に晴れる所が多いようですね。

こちらも晴天です。青い空って好きです。

 

さて、今日も古語、いきます!

 

こけら(杮)

①材木を切る時に出る木片、切りくず。こっぱ。

②ヒノキ、サワラなどの材木を薄く削って作る板。(屋根を葺く材料)。へぎ板。そぎ板。

 

調べると、こけら葺きという、古くからある屋根葺きの工法があるそうです。薄い板を何枚も重ねていく工法のようです。

こけら葺きが済んだあと、木片を払い落とすという意味から、新築した芝居小屋の初興行を「こけら落とし」といったのだそうです。

この言葉は今でも残っていますね。

私は幼い頃に合唱団に入っていましたが、近くに新しい音楽ホールができた際、それこそ、こけら落とし公演に出演した記憶があります。大人の人たちが「こけら落とし」と言ってるのを聞いて、(こけらとは。。。)となっていたのですが、ん十年抱いた謎がようやく解けました(笑)。

 

ちなみに、こけらの漢字は、杮ですが、果物の「柿」とは違う字らしいのですが、パット見微妙過ぎて違いが最初分かりませんでした(笑)。

 

今日も良い一日をお過ごし下さい。

 

めでたしめでたし。