おはようございます。理加です。
こちらは盆地なので、冬の晴れる日には放射冷却で底冷えします。
今朝も寒いです。。
日中は晴れて気温も上がるようです。
春待ちの心ですが、冬も冬で、愉しみたいですね。
さて、今日も古語、いきます!
まらうと(客人、賓)
客。訪問客。
この言葉はどうやら「まれひと(稀人)」が語源のようです。よそからたまにやってくる人。近世以降、まろうど、ともなり、中世はまれびと、とも言ったようです。
お客さま、というと、サービスを受ける側、という印象というか、実際そうなのですが、私は茶道はかじった程度ですが、茶道では客の立場にも結構心得ややるべきことがあるんだと知りました。。
茶道では、最も上座に座る人が正客(しょうきゃく)と呼ばれます。お茶を立てる主人(亭主)と言葉を交わして、今日のお茶のことやしつらえなんかを尋ねたりします。
その次が次客、三客。。と続いて最後が「お詰(おつめ)」と呼ばれる末客ですが、この席は意外にも「分かってる人」が座る位置です。お稽古でも、お詰の人はどうこう、と、最後なので他の客と違う動きをしないといけなかったりしたような。。。
主人と客人が密接な距離になるお茶の世界ですが、客側は決して受け身じゃなく能動的に体験していくことで、主人と客人が一体となるというか、なんか音楽のライブみたいな一体感が?生まれるのかなと思ったりします。
今日も良い一日をお過ごし下さい。
めでたしめでたし。