ときいろ日記

日本に生きる私の雑記

「あらたし」

こんにちは。

先日自己紹介を忘れていたのですが、理加といいます。

池坊系の専門学校で日本の伝統文化を学んだのですが、

まあいろいろあってクリスチャンになりました。

 

そこからまたいろいろあって、古代日本?に思いを馳せつつ、クリスチャン生活を送っています。

キリスト教って西洋の宗教というイメージがついていますが、まあ、宣教がいちはやく行ったのがあっちのほうだったというだけのこと、真の神はただひとりだし、救い主もイエス様だけだし、十字架にかかって死んで、私の罪をあがなって下さったのはイエス様だと私は今信じています。

ただ私は、教会に通う以前は神社巡りとか、占いとかヨガとかなんとかかんとか、、一通りの精神世界を巡ってました。とくに日本の古神道系への興味とかがあったわけなのですが、もっともっと昔の、いわゆる巨石文明とかにも興味があったただのオカルトマニアでした。

その影響が今もあるのですが、でもやっぱ日本大事よなと思って、まことの神様に祈りつつではあるのですが、日本の古語というものに行きついたのでした。

よく詩を書いていた影響で、言葉に興味を持って調べることが多かったのですが、すごく日本の古い言葉ってきらきらしてるのがあって、専門学校時代には能なんかにも触れたのですが、あの謡(世阿弥とか)の美しさに感銘を受けたりもしました。

で、クリスチャンになった今、遠い昔にクリスチャンになった日本人が作ったり訳した日本語の賛美歌とかに触れる機会もあるのですが、「神のみいつ(御稜威)」なんて言葉が出てきたりする。威光というかそういう意味合いと思いますが、古くからある言葉で神を敬ったり尊ぶ言葉もちゃんとあって、それはまあ主なる神とは別の神々や天皇であったりを敬う言葉であったりしたのではあるのですが、本当の神様、ただ一人の神様に行きついたとき、その古くからあった「尊び言葉」を本当の意味で遣えたのかもしれない、なんてことを思ったりしたわけなんですね。

そんなこんなで(どんなやねん)、日本語、とくに古語に再び興味をもって、いいなと思った日本の古語を引っ張り出す作業というのを、やってみたいと思ったわけです。

 

これはかなり日本的発想ですが、古来より、言霊ということがよくいわれてきたと思うのですが、私たちの口というのは、言葉の出口です。口は器の最小単位にして最終形態、携帯できる人体の器です。ここから発することにはとても気を付けないといけなくて、そのこと最近本当に痛感する日々です。でも、一番大事なのは心の中にある想い。

口をどんなに水で洗っても、心はどうしてもきれいになりません。

これは実は外側からの力や自力ではどうしてもきれいにならないんだと知りました。だからイエス様がいて、イエス様の血潮が私の心を、罪を内から聖めてくれると信じています。

 

さて、ここからが本題なのですが、言葉が壊れると国が壊れると思います。これは言語の進化(言葉が時代によって変わること)を言っているのではなくて、その国の人々が悪を思ったり言い出したりということがそれなのだと思います。心の中の言葉が壊れるんです。言葉には力があります。作る力も壊す力もあります。

 

聖書の言葉、イエス様のことばがなぜ、人の人生を180度変えるほどの力があるかというと、そこには命があるからです。

人間のことばはそれには及ばないわけなのですが、毎日毎日くりかえし聴いたり発したりしていることばというのは、確実に人の生活、生き方、人生に影響してきます。それは言葉というのがもとより神様のものであって、この世界もその神様のことばによって成り立っていて、人間が神様に似せて神様によって造られて、神様が、人間が生きるために、人間に言葉をプレゼントしてくださったからだと思います。

(まあバベルとかあったけど)

 

それで、ここからは完全に私の直感ではあるのですが、日本の古来の言葉ってきらきらしているものが多いと先に書きましたが、なんというのか、静かなる力を感じるわけですね。マイナスイオンみたいな。(?)

言葉なのに静けさがあるんですね。力を感じるのにとっても静か。言葉自体の話ですが、こういう単語の採集が、今の私に必要だと感じたんです。

 

ちなみに日本語訳聖書では今でも文語訳聖書というのが売られてて、静かな人気です。

いいんだよね言葉が。しっくりくるというか。買おうかな。。。

 

そんなこんなで今日の古語、いきます!

「あらたし」

これは新しいという意味。中古時代くらいから「ら」と「た」がタラッタラッタラッタと(?)入れ替わって「あたらし」という言葉になっていったようですが、語源的にはあらたし、みたいです。

今でも「新たに」みたいに「あらた」という言葉が残っていますね。

 

すてきな一日を。

めでたしめでたし。