ときいろ日記

日本に生きる私の雑記

「おほやけ」

おはようございます。理加です。

1週間ぶりの更新です。こちらは寒い朝です。

フロントガラスも凍る寒さの中でしたが、今朝は草むしりをしました。

相変わらず今は、ホトケノザがたくさん生えてきてます。

鳥さんのフン!がポストの上に落とされておりました。あわわ。

そろそろ春めいてきて鳥さんも活動期ですね。

 

それでは、今日の古語、いきます!

 

おほやけ(公)

①朝廷。幕府。

天皇。皇后。中宮

③公的なこと。国家、社会に関すること。

 

今日は名詞「おほやけ」についてご紹介です。

これは大宅(おほやけ)=大きな建物、という意味から、朝廷や天皇などを指す言葉となったようです。

③の意味は今もよく使われていますね。

ちなみに、形容詞で「おほやけし(公し)」という言葉もあります。これは儀式ばっている、格式ばっているというような意味です。それをさらに強めた言葉として「おほやけおほやけし(公公し)」という形容詞もあります。

 

それでは、良い一週間をお過ごし下さいね。

 

めでたしめでたし。

 

 

「すだく」

おはようございます。理加です。

すっかり日が空いてしまいました。

さて、体調のことも鑑み、こちらのブログは週1回月曜更新(予定)とさせていただくことにしました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、今日の古語、いきます!

 

すだく(集く)

①多く集まる。群がる。大勢集まる。

②虫や鳥などが集まって鳴く。

 

今日は動詞「すだく」のご紹介です。

この言葉はもともと、鳥や虫が多く集まることを表し、和歌ではほぼこの意味でしか使われていなかったようです。

人が多く集まるという意味で使われたのは、散文のごくわずかな例であるようです。一般的には、人が多く集まるという意味では「つどふ」が用いられたようです。

ときどき、すずめなんかが群れをなして、集まっていることがありますが、これが「すだく」ということなんだなあと、しみじみ思うところです。

すずめは冬場、いつもより羽を膨らませた「ふくらすずめ」の姿でみられることが多いですが、そろそろ春めいてきてシュッとしてきた頃かもしれません(笑)。

 

それでは、良い一週間をお過ごし下さいね。

 

めでたしめでたし。

「沈く」

おはようございます。理加です。

体調がようやく上向いてきた気がします。

今日は草むしりもできました。

皆さんも体調に気を付けてお過ごし下さいね。

 

それでは、今日の古語、いきます!

 

しづく(沈く)

①水底に沈んでいる。深く沈んでいる。

②水面に映っている。

 

今日は「しづく」という動詞のご紹介です。沈くと書きます。

2種類の意味があり、水の底に沈んでいるというような意味と、水面に何かが映っているという意味があります。

水つながりですが2種類の意味がある、しづく、水底と水面という、上と下の、それも違う状況を同じ言葉で表現する、不思議な言葉だなあと思います。どこか趣のある言葉だとも感じられます。

 

では、今日も良い一日をお過ごし下さいね。

 

めでたしめでたし。

 

 

「いし」

おはようございます。理加です。

三連休ですね。皆さんはどんなご予定でしょうか?

私は家でノンビリする予定です^^;インドアです。

体調がまだ本調子でなくて、このブログの更新も休み休みになるかと思いますがどうかご了承下さい。

 

さて、今日も古語、いきます!

 

いし(美し)

①良い。優れている。巧みだ。上手だ。

②けなげだ。感心だ。殊勝だ。

③うまい。おいしい。

 

今日は形容詞「いし」のご紹介です。

美し、と書くのですが、主に3種類の意味があるようです。

3つ目の、うまい、おいしいという意味での、いし、は女性が使うことが多かったようで、のちに接頭語の「お」をつけて「おいし」となり、それが現代の「おいしい」となっていったようです。

 

今日、おいしいものは食べましたか?

 

それでは良い一日をお過ごし下さい。

 

めでたしめでたし。

 

 

「霧る」

おはようございます。理加です。

すっかり体調を崩しておりました。

まだ本調子ではありませんが、ぼちぼち更新しますので、よろしくお願いいたします。

この気候で体調を崩しておられる方、どうぞぼちぼち無理せずお過ごし下さいね。

 

さて、今日の古語、いきます!

 

きる(霧る)

霧が立つ。かすむ。曇る。

目が曇る。目がかすむ。

 

霧る、という動詞のご紹介です。

文字通り、霧が立つことを表す動詞で、ほかに目がかすむことも言ったようです。

ちなみに、一面に霧がかかることは「きりわたる(霧り渡る)」と表現したりもするそうです。

 

それでは、今日も良い一日をお過ごし下さいね。

 

めでたしめでたし。

 

 

「手を作る」

こんにちは。理加です。

いやー、気温差が激しいですね。。

皆さん、体調はいかがでしょうか。

天気予報では、晴れは今日までのようですね。

今後雨がちのお天気のようです。。低気圧に弱い私はちょっと憂鬱ですが、耳マッサージでもしてなんとか切り抜けたいです。。

 

さて、今日の古語、いきます!

 

てをつくる(手を作る)

手を合わせて拝む。合掌する。

 

たまたま見つけたこの言葉。拝む時に、手を合わせることをこのように表現したようです。

さて、古今東西、人は祈る時、拝むときに手を組んだり、合掌したりしますね。よく考えると、不思議です。

私はプロテスタントキリスト教徒ですが、祈る時は手を組みます。

詳しくは分かりませんが、カトリックの方は手をまっすぐで合わせるらしい、という話を聞きます。

仏教は合掌、神道は柏手を打って手を合わせるのが正解でしょうか?

いずれにしても、祈る時に何かしらの「手を作る」動作をする点で共通しているのがすごく不思議です。

 

日本では、ごはんの前に、手を合わせて、いただきますと言ったり、ごはんの後にごちそう様でしたと、手を合わせる文化もあります。

これは私の勝手な想像ですが、人間の原始的な所作・姿勢として、手を合わせるというのは、何か神聖なこと、何か命に関わること、何かしらの感謝、何かしらの謝罪を表現する意味合いがあるのかな、と思ったりもします。あと、手を合わせるという動作から、自分の中で一致している、本当のこと、真実なことを、表現するという意味もあるのかなあと。あくまで想像ですが。

 

それでは今日も良い一日をお過ごし下さい。

 

めでたしめでたし。

 

 

「しゑや」

おはようございます。理加です。

少し体調を崩し気味です。

この気温のアップダウンは心身にこたえますね。。

皆さんもお気をつけて無理せずお過ごし下さいね。

 

それでは、今日の古語、いきます!

 

しゑや

上代語) ええい。ままよ。

 

今日は、感動詞の「しゑや」の紹介です。

嘆息、または断念するときなどに発する言葉だそうで、現代の「ままよ」に相当する上代語とされます。

 

いつの世も、人生自分の思い通りにならないことは多いのだと思います。昔の人も、しゑや、つまりままよ、と言いたくなる時はあったようですね。ええい、もう、なるようになれ、と思うことは、今の私たちも経験することですが、これは一見投げやりに見えて、実は「なるようになる」「なるようにしかならない」ということを、覚悟する言葉でもあるのかもしれないと、個人的に思います。

それは、自分でどうにもできない事象について、天に委ねるとでもいうのか、とにかく、どうにかしたい自分の手を離して、もうなるようになれ!と思う瞬間がある。

そのあと、どうなるかは神のみぞ知るところですが。。

私たちは不思議な世界に生かされていると思います。

 

今日も良い一日をお過ごし下さい。

 

めでたしめでたし。